~楓ちゃんのあんなことこんなこと~
「いつも見ていたヒロシマ」~63th 08.06~
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2008年8月6日の今日。

昨年、亡くなった父は、
63年ぶりに「あの広島の地」に足跡を残しました。
原爆死没者として名簿に載り、慰霊碑の中におさめられたのです。

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昭和20年(1945年)4月に現役招集された父は、
陸軍"暁"部隊(船舶通信隊補充隊特別幹部候補生隊)の一員として、爆心から約2キロにある比治山で被爆。
前日深夜二度にわたる空襲警報のため、寝不足の身体を兵舎の下段ベッドで休めた直後だったことで幸運にも助かったのだといいます。

しかし、その後体験した「地獄」のような光景の記憶は、
父の心の中から生涯離れることはなかったようでした。

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彼の息子である私はといえば、
一見「平和」にも見える今に生きていて、
普段は過去にあった、そんな出来事もすっかり忘れておりますが、

この暑い暑い8月の日射しを受けて立っておりますと、
幼い頃から遥かに想っていた「ヒロシマ」という地でおこった事が、
かつての父の姿と共に目の前に甦ってくる気がしてくるのです・・・

「いつも、いつも遠くから見ていたよ、ヒロシマ」

*広島にて'82,3 Canon F-1 AE-1 FD35mm 85mm 200mm Try-X*
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