~楓ちゃんのあんなことこんなこと~
「はしれクラウス」
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通称「クラウス17号」(旧明治鉱業17号機)は、国鉄統合前の九州鉄道が開業当初の1889年から輸入を開始したドイツ・クラウス社製のBタンク機で、正真正銘「陸蒸気」の一員。小さいながらも使い勝手の良い機関車で、長らく愛用されたSLのひとつでした。
国鉄で廃車された後も、17号は僚機の15号と共に東横電鉄の建設用に使用され、その後も北海道の沼田で長い間活躍を続けました。

80年近くも現役を続けていた17号。しかし無煙化の波には勝てず、とうとう東京のデパートで売りに出されてしまったのでした・・・
はたして、その後の「クラウス17号」の運命やいかに!?

「はしれクラウス」藤沢友一・絵、神戸淳吉・文 金の星社発行 1971年刊

この絵本には、そんな17号の数奇な運命が、繊細で緻密なタッチの絵と共に綴られています。SLが好きな方には大人にももちろんお奨めの一冊です。

さて、この本のラストで「17号」は、「きかんしゃぼくじょう」でいつまでも現役として活躍していることになっているのですが・・・
現実は、さらに「さすらいの旅路」の果て、今では楓村のとなり「遠野」の片隅に静かに眠っていたのです。

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一時は動態化も進められたこの「クラウス17号」。
楓ちゃん的には、このままでは終わるはずもなく、いつの日かまた復活の煙を上げ、汽笛を鳴らし、絵本のラストシーンを本当に実現してくれると信じています。

テーマ:絵本 - ジャンル:本・雑誌

コメント
この記事へのコメント
そう言えばこんなのも
どもです。
そう言えば「機関車やえもん」っていう絵本もありましたね~オイラはどちらかというと、そっちの方ですね(^^;)
でも最近は、名作と言われていた絵本が、ちょっとした表現の問題で発売禁止になったりしているようで…ちと変な世の中になって来ていますね(>_<)
2006/02/16(木) 13:00:06 | URL | かちかちっち #-[ 編集]
ちびくろサンボ」のことですね。
初めて見たのは、幼稚園か小1の頃だったのでしょうか?虎が最後にバターになってしまうのがとても印象深い話でしたが、こないだの風刺漫画の一件を見たりするとなんとも難しい問題ですよね、差別っていうのは、気がつかないうちにしてしまうものですから・・・
ところで「機関車やえもん」はSLが出てくる絵本の古典中の古典ですね!楓ちゃんの時代はたしか教科書に載っていたと思います。
あとは「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」とか、鉄道ものではないけど「車の色は空の色」「しょうぼうじどうしゃじぷた」とかがお気に入りでしたが、なんといってもトッパンの絵本の鉄道ものが忘れられません!
ちなみに「はしれクラウス」の絵本は最近になって購入したもので子供の頃は知りませんでした(_ _)
2006/02/16(木) 18:01:56 | URL | 楓ちゃん #-[ 編集]
機関車やえもん!
機関車やえもんは、あっしも小さいときに見ましたよ!(実物ではない)確か最後に保存されるんですよね。あれはほぼ、島原鉄道にあった一号機関車の実話なんですよね。兄のお下がりのボロボロの絵本でしたが、やはり兄が子供に買い与えていました。田舎を走るやえもんの姿も模型化したいものです~
ちなみに文を書いたのは阿川弘之氏。彼の書いた「米内光政」「井上成美」は良い本でしたよ。ちょっと右寄りの印象のある作者ですが、取り上げた題材を上げればそうでないことが分かりますね。
2006/02/16(木) 21:03:49 | URL | 大兄貴 #-[ 編集]
「阿川弘之」マメ知識
小説家で文化勲章受章者。
広島生まれで東大文学部卒。戦争中は海軍通信大尉として「戦艦長門」等に乗艦。
で、当然乗り物好きとしても知られ、内田百間の名作鉄道紀行集「阿房列車」のパロディ「南蛮阿房列車」シリーズでも有名です。
鉄道写真の第一人者、広田尚敬氏の初写真展「蒸気機関車たち」(1968年)の際には案内文を寄稿し、共著で「蒸気機関車」平凡社カラー新書(1975年、図は黒岩保美)も刊行しています。
ちなみに阿川佐和子女史は実の娘!

*こんな感じでよろしいでしょうか(^_^;;;*
2006/02/16(木) 23:33:12 | URL | 楓ちゃん #-[ 編集]
走れクラウスの映画撮影の為に沼田保存の15号を整備したんだけど、あの映画は完成したんでしょうかね?結局その後クラウス15は大井川でしばらく動かしてから沼田に帰ってきたけど。今でも動きそうです。17も大井川で動かしてましたね。
2006/02/17(金) 07:13:44 | URL | スハニ6 #-[ 編集]
映画の話があったのですね!?
楓ちゃんは知りませんでした。いつ頃のことだったのかな?ぜひ実現してほしいな!
沼田の15号機は、連続TV小説「すずらん」ロケの際、小屋から出入りしているところを見ることができました。凄く状態がよさそうで感動した覚えがあります。
何でも夏場は近くの公園の方に展示しているとのこと。いずれ、17号は遠野、15号は沼田の「きかんしゃぼくじょう」で復活し、時には「義経号」「静号」のごとく、相互に交流してくれたりするといいなぁ~(^o^)/
2006/02/17(金) 12:56:12 | URL | 楓ちゃん #-[ 編集]
昭和50年代でしたね。なんか途中で資金が無くなったとか話を聞いた事がありましたが、以前に鉄道誌の行事案内の所で走れクラウスの映画上映が出てたような記憶もあります。でもほんとに出来てるのかどうなのかわかりません。
2006/02/17(金) 22:32:06 | URL | スハニ6 #-[ 編集]
かなり前の話なんだ・・・
これは発掘してみなくちゃ~ね!
こういう時は、かちかちっちさんの出番ですな(^o^A;;;どっかでDVDとかなってないのかな?
2006/02/17(金) 22:49:36 | URL | 楓ちゃん #-[ 編集]
お呼ばれされたので…
お呼ばれされたので、来ちゃいました(^_^A;;
オイラの知っている限りでは、ちと記憶無しです…お役に立てずすいませんm(__)m
映画になっているとしたら、どこかにフィルム等があるでしょうから、もしかすると今後発売!なんて事もあるのかも?でも、どこで製作したのでしょうねぇ…(?_?)
2006/02/18(土) 17:20:54 | URL | かちかちっち #-[ 編集]
どもども
楓ちゃんもググッてみたりしたけど、何も出てきませんでした。これは謎がひとつまた増えました・・・
ところで明日は「杜の都」行きですか、楽しんで来て下さい!道路は乾いてますよ(^_^;;;
そうそう大兄貴に「SG」のDVD貸してあげて下さいね(_ _)
2006/02/18(土) 22:12:57 | URL | 楓ちゃん #-[ 編集]
そうなんです!
明日は久々に「杜の都」まで遠征なんです(^o^)/
早起きしないといけないのですが、結局普段通りの生活をしてます~明日起きられるのかな?天気も良さそうで、順調にいけそうです(^^;)
SGは準備完了です~忘れずに渡してきますよ!
2006/02/18(土) 23:14:13 | URL | かちかちっち #-[ 編集]
いってらっしゃい~!
お気をつけてm(_ _)m
(大兄貴が「SG」にどういう反応をしめすか楽しみだにゃっ!)
2006/02/18(土) 23:22:10 | URL | 楓ちゃん #-[ 編集]
映画「走れクラウス 第1部」
鹿児島市内の某家に16ミリフィルムが保存されていました。
タイトルを裏切る内容の映画です。第1部だけで約90分と,けっこう長いのに,クラウスは姿も見せません。
クラウスを探すドイツ人青年がときどき登場し,これから本格的に発見の旅を始めようというところで第一部は終わります。
そして,第2部は製作されませんでした。
2008/05/31(土) 16:18:23 | URL | 赤黒 #Y2Td.X3M[ 編集]
Re:貴重な情報かな。
ありがとうございました。
2008/05/31(土) 17:13:53 | URL | 楓ちゃん #-[ 編集]
おぼろな記憶
はじめまして
もう30年くらい前になりますが、当時一小学生だった私は「走れクラウス」という映画を見たことがあります。
その映画の中で私の故郷であり、北関東屈指の鉄道のまちとして知られる埼玉県大宮市(現・さいたま市大宮区)の当時の市役所(いまの大宮区役所)にあったSL(C12 29号機)~現在は500m南にある山丸公園に移転~が、この映画の主人公たちがあちこちにある保存SLを訪ねゆくシーンのなかに出てました。
参考ですが、その当時の私の家は市役所南側にあり、市役所周辺は格好の遊び場でした。
もし、この映画のDVDあったら見たいものです。
それでは、この辺にて失礼いたします。
2009/09/22(火) 07:37:03 | URL | みやのこ #9OSUOQzU[ 編集]
Re:貴重な記憶
ありがとうございます。

この映画には肝心のクラウスは登場しなかったのでしょうか・・・ほんと、見てみたいものですね。
2009/09/22(火) 07:57:32 | URL | 楓ちゃん #-[ 編集]
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