~楓ちゃんのあんなことこんなこと~
IGR木造駅舎への旅 ~2010,8,19~
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「お盆」も過ぎ、
ようやくいつもの8月後半らしい気温になってきた昨日、
IGRいわて銀河鉄道線の駅舎をめぐる取材がありましたので
その中から、昨今流行の「木造駅舎」のいくつかを
ご紹介してみたいと思います。

一戸での撮影が終わった午後、まず訪れたのが「小鳥谷駅」です。

ここは、明治24年9月の東北線全線開業当初からあった古い駅。

現駅舎の年齢は正確にはわかりませんが、造りをみると
どうやら戦前の昭和一桁ぐらいにはさかのほれそうな気がします。

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地元の有志の方が持ち寄り、待合室に展示してある
小鳥谷駅にゆかりのSL写真の数々。

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駅舎そのものも手入れが行き届いてとても綺麗なのですが、
構内もレールが撤去されたり草むしていなくて
往年の本線の小駅そのままの雰囲気がしていて感動~ !

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それでも、さりげなく「バリアフリー」にしてあった
本屋側ホームなんかには、
楓ちゃん、とてもうれしくなりました♪

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続いて訪れたのが、となりの「小繋駅」
小鳥谷に比べると、ずっと簡素な造りで
こちらは戦後の建物かな ?

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映画「待合室」の舞台となったことで有名なこの駅ですが、
さすがに室内も綺麗にしてあって、映画ゆかりの品々もちらほら。

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これが、あの「命のノート」の本物ですね !
今でも続いていて、もうNo.11になっていました。

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小繋駅にも、ゆかりの「SL写真展示室」がありましたが、
残念ながらこちらは部屋に鍵がかかっていて・・・

でも、窓外からしっかりと見ることはできました (汗)

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この所何度も訪問している「奥中山高原駅」は今回パス m(_ _)m

次は、普段なかなか寄れなかった「岩手川口駅」へ行きました。

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本来はこちらが東北線の純正「川口駅」だったというこの駅。

正確な年代は、こちらもよく判りませんが、
平屋建ての小さめな建て方といい、軒のまわし方といい
何やら、模型のレイアウトに登場させたいような
とてもグッドな代物で、今回、一番気に入った駅舎です !!!

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ほとんど何もない (なくなった?)駅前の一角には、
こんな碑もありました。

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さて、この旅で最後にまわってみたのが「渋民駅」
ここも相当久しぶりに来ました。

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渋民は、知る人ぞ知る詩人、石川啄木出身の地で
記念館有名な北上川ぞいの歌碑も最寄りといえば最寄り。

んで、駅前にもこんな碑がありましたが・・・

実はこの駅、昭和25年になっての開業のため、啄木の頃は存在せず
彼は隣の「好摩駅」にて汽車に乗降してたというのはホントの話 !

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また、かつてあのドカベンの明訓高校が甲子園で唯一負けたという
高校・・・
「岩手代表、弁慶高校」の最寄り駅が
ここ渋民なんだそうなんですねぇ~ w(*o*)w (笑)

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そんなこんなで、
各駅さまざまな物語を持ったIGRの木造駅舎たち。

貴方も、ひがな一日IGRの電車に飛び乗り。
気の向くままに途中下車して、そんな駅たちに
逢いに行ってみてはいかがでしょうか。

きっと、何か楽しい発見があると思いますよっ♪

*IGR各駅にて'10,8,19 EOS 5D Mark2 EF24~105mm*
追記:
実は「小鳥谷駅」と「岩手川口駅」の現駅舎の建築年代を
この手のことには博識な三鉄さんに調べていただいてたのですが、
八方手を尽くし、結局はIGRの知り合いの方に確認してもらった所

川口駅は、駅設置時の明治30年建築(駅開業は翌31年) !

小鳥谷駅にいたっては、日本鉄道が東北線を全通させた
明治24年(1891年)の前年の、明治23年生れという
創業時からのものである
ことが判ったということです!!!

これは凄い !

本当ならまさに重要文化財級の一品ですねっ w(*o*)w

テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

コメント
この記事へのコメント
ホントビックリ!
お電話有難う御座いましたi-179
お力になれず、スイマセンでしたが・・・
日鉄時代からの駅なのですねi-200
駅たちはどんな景色を見てきたのでしょうね。そして今をどうみているのか・・・それにしても長持ちするのですね。どんな建築材料が使われているのか(恐らく地元の木材が使われている筈です)、虫に強い地元のヒバでしょうか。手入れも並大抵ではないでしょう~
…水戸線の駅ですが、もしかしたら水戸鉄道時代に作られた感じの駅本屋は屋根が寄棟、日鉄併合後に作られた感じの駅本屋が切妻ですね。日鉄の標準駅舎の設計なのか、とても気になるところです。
2010/08/22(日) 20:56:57 | URL | 大兄貴 #ncVW9ZjY[ 編集]
楓ちゃんさんこんにちは。
小鳥谷はたまに大カーブの俯瞰を撮りに訪れたりしていますが、そんな歴史ある建物とは知りませんでした。
ホントなら九州の嘉例川クラスの扱いを受けてもいいですね。
私は金曜日から明日月曜日まで遅い盆休みで撮影のため渡道してましたが、たまたま寄った北豊津のインパクトもなかなかでした(到着そうそう青大将が出迎えてくれましたし(笑))
2010/08/22(日) 22:19:13 | URL | 盛モリ #-[ 編集]
Re:大兄貴どの
「燈台下暗し」とは、まさにこのことですね !
この件は、IGRの関係者の方が実際に資料をあたって調べたといってますので「まず間違いがないのでは」と思っていますが、大兄貴が言っている様に、たとえば「日鉄の社紋」とか、どこかに直接の証拠を見つけてみたいですよね。

しかし、この駅舎たちの横をかつて、あの801列車等が駆け抜けていたかと思うと大兄貴でなくても「胸が高鳴り」ます♪
2010/08/22(日) 22:37:49 | URL | 楓ちゃん #-[ 編集]
Re:小鳥谷の俯瞰
懐かしいですね。最後に行ったのがたしか「カシオペア」の試運転の時だったから、かれこれ10年ぐらい前になってしまいました (汗)
こんど、久々に行ってみようかな !?
撮るものが、EHと701だけなのが寂しいですが・・・

小鳥谷の駅は、だいぶ手を加えられているので嘉例川ほど、原型ちっくではないけれど、しっかり手入れして現代でも通用しているのは、それはそれでいいと思います♪
2010/08/22(日) 22:43:42 | URL | 楓ちゃん #-[ 編集]
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